
カルビーが「80年代ルーツ」の香港ポテトチップスをあえて「輸入」した戦略的な理由
1月上旬、カルビーが何やら見慣れないパッケージのスパイシーなポテトチップスを販売し始めた。その名は『熱浪(ねつろう)』。黒を基調としたパッケージには商品名が大きく筆字風にプリントされており、どこか日本のポテトチップスにはない異国情緒を漂わせている。それもそのはず、実は『熱浪』は香港で長い間ヒットしてきたフレーバーで、日本には“輸入”されたという。そこで今回は、カルビーのマーケティング本部ポテトチップスチームブランドマネジャーである御澤健一さんに、『熱浪』の誕生や日本上陸の秘話などを語っていただいた。