
習近平の本気、拡がる「疑米」、それでも台湾総統選は五分五分の情勢
台湾有事の際のアメリカ軍の支援に対する疑念が台湾人の間で拡がり始めている。24年の総統選を控え、「反独立」の国民党にとっては追い風のはずだが、現実の情勢は必ずしもそうはなっていない。民進党は候補を一本化しているのに対し、国民党は3人乱立。しかも第3極候補の台頭もあり得る。取り巻く状況とは関係なく、24年総統選はどちらに振れるか、全く見えていない。
台湾有事の際のアメリカ軍の支援に対する疑念が台湾人の間で拡がり始めている。24年の総統選を控え、「反独立」の国民党にとっては追い風のはずだが、現実の情勢は必ずしもそうはなっていない。民進党は候補を一本化しているのに対し、国民党は3人乱立。しかも第3極候補の台頭もあり得る。取り巻く状況とは関係なく、24年総統選はどちらに振れるか、全く見えていない。