
増税予想なのに「国民負担率は下がる」!? 本当か、財務省の論理
今年も恒例の「国民負担率」の発表が財務省から行われた。3月で終わる2022年度の「実績見込み」は47.5%と0.6ポイント下がるというのだ。さらに、2023年度の「見通し」では46.8%にまで低下するという。本当だろうか。低めに出して後で修正するという「甘さ」だけが問題なのではない。そもそも高負担に対して見合った社会保障があるのだろうか。
今年も恒例の「国民負担率」の発表が財務省から行われた。3月で終わる2022年度の「実績見込み」は47.5%と0.6ポイント下がるというのだ。さらに、2023年度の「見通し」では46.8%にまで低下するという。本当だろうか。低めに出して後で修正するという「甘さ」だけが問題なのではない。そもそも高負担に対して見合った社会保障があるのだろうか。